色鮮やかな樹木が植わる会場を散策する来場者=松江市東忌部町、松江森林組合花木園
色鮮やかな樹木が植わる会場を散策する来場者=松江市東忌部町、松江森林組合花木園

 松江森林組合(松江市乃白町)が仕入れて育てた樹木の展示即売会が20日、松江市東忌部町の同組合花木園で始まった。3・5ヘクタールの展示場に和風、洋風の樹木約120種類が3千本並ぶ。24日まで。

 毎春開き、市場より1割程度安く販売。春にかれんな白い花を咲かせる洋風樹木のアオダモや、真っ赤な花を咲かせる本キリシマツツジ、実を収穫でき庭木にもなるブルーベリーが人気という。夫婦で訪れた松江市古志原1丁目の門脇栄治さん(71)は、白い花を咲かせるオオヤマレンゲを購入。「初めて見る花なので咲くのが楽しみ」とうれしそうに話した。

 松江森林組合の細田忠業務課長は「森林浴や散歩がてら、一度来てみてほしい」と来場を呼びかけた。

 価格帯は660円から49万5千円まで。品切れの木は取り寄せできる。開園時間は午前9時~午後4時。(小引久実)