【益田】益田市喜阿弥町で、準絶滅危惧種の多年草「ハンゲショウ」が見頃を迎えている。葉の半分が白く染まった珍しい姿の草が一面に広がっており、今月下旬まで楽しめるという。
同市高津2丁目の無職、林克典さん(77)が所有する7アールの土地に、約2千本が咲いている。林さんによると、もともと棚田だったところに咲いていたハンゲショウが、雑木の伐採整備を行う中で繁殖したという。
ハンゲショウは昆虫の媒介で受粉をする「虫媒花(ちゅうばいか)」の一種。花を目立たせるため、6月下旬から花穂の近くの葉が半分白くなり、受粉が終わる7月下旬には緑色に戻る。
林さんは「土地の整備をする中で年々繁殖している。貴重な植物が身近に咲いていることもあるので、多くの人に花の存在を知ってもらいたい」と話した。(石倉俊直)














