出雲市斐川町原鹿「原鹿の旧豪農屋敷」で6日、山陰両県のアマチュア演奏家によるライブがあった。ソロや合唱、バンドの9組がロックやジャズ、ポップスを披露し、来場者は歴史のある建物に響く美しい音楽に聞き入った。
出雲市内外の音楽愛好家らでつくる実行委員会が「豪農屋敷ライブ」と銘打ち、2021年12月から春と秋の年2回開き、今回で7回目。庭園で演奏するが、雨の予報だったため屋内で実施した。
ライブではギター、キーボードのほかサックス、フルートの演奏もあった。出演者はオリジナルの楽曲や、懐かしい邦楽、洋楽などで訪れた人を魅了し、演奏が終わると大きな拍手に包まれた。
同市斐川町今在家、北村幹雄さん(79)は「音楽のジャンルがさまざまで、迫力ある演奏がよかった」と話した。
フリーマーケットやキッチンカーの出店もあり、約200人が来場した。 (黒沢悠太)