好みの雑貨や布かばんを選ぶ来場者=出雲市斐川町原鹿、原鹿の旧豪農屋敷
好みの雑貨や布かばんを選ぶ来場者=出雲市斐川町原鹿、原鹿の旧豪農屋敷

 出雲市斐川町原鹿、原鹿の旧豪農屋敷で9日、手作り工房によるクラフトフェアが始まった。来場者は趣のある屋敷内に並ぶ小物や雑貨などのブースを回り、品定めを楽しんでいる。12日まで。

 松江市や出雲市を中心にクラフト展を開く実行委員会(岡えみ子代表)が主催し、この会場では2回目。

 4日間で島根県内外の計43の木工やアクセサリー、皮工芸といったブースが出店する。松江市北堀町の「工房とんぼ」はホオノキや黒柿の木彫りのブローチやアクセサリー、手鏡などを出品。出雲市斐川町上直江の「さをり工房」は綿や麻で織った夏物の衣類やマフラーを並べた。

 近くを通りがかって寄ってみたという出雲市東福町の学校職員、河原康子さん(47)は「温かみが伝わってくる手作り作品が好き。じっくり選びたい」と話した。

 午前10時~午後5時(最終日午後4時)。

(佐藤一司)