松江市東津田町、いきいきプラザ島根1階ロビーで、松江絵手紙サークル(野波健治代表)の作品展が開かれている。季節の植物などを題材にした約500点が展示され、手書きのぬくもりが伝わる。19日まで。入場無料。
野波代表(81)の指導で「身近なものを身近な人に短い言葉で」をテーマに公民館4カ所で、25人が活動する。半年ごとに展示会を開き、練習の成果を披露している。
はがきや新聞紙、貝などに主に春をテーマにした言葉と絵を描いた作品が並ぶ。チューリップの絵に「最近はチューリップと桜が一緒に咲きますね」と近年の気象を表した言葉を添えた作品など時代や季節を反映した作品が目を引く。
芳名帳に住所、氏名を記入するとサークルから絵手紙が送られる。野波代表は「素直で個性的な作品を見てほしい」と話した。(小豆沢颯太)