お目当ての縫いぐるみを探す来場者＝出雲市斐川町直江、斐川公園
子育て世代を応援しようと、出雲市斐川町に拠点を置く進出企業の若手社員が１８日、同市斐川町直江の斐川公園で、従業員の家族らから集めた絵本やおもちゃを無料で配った。
地方創生や持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）をテーマに、さまざまな活動を展開する出雲村田製作所、島根島津、島根富士通の３社の社員が企画。趣旨に賛同した１社を加えた計８人が従業員から使わなくなった古着、絵本、玩具などを集めた。
公園の活性化も開催の目的で、会場には親子連れら多くの人が訪れた。出雲第二中２年の加藤春樹さん（１３）は「弟が欲しそうな縫いぐるみを見つけられた」と笑顔だった。
運営を担った出雲村田製作所の岡恭平さん（３６）は「地域貢献ができるよう活動を継続したい」と話した。
（片山皓平）
