能登半島地震により、石川県から県外に避難した人が4月1日時点で少なくとも38都道府県で1268人に上ることが2日、共同通信の都道府県・政令指定都市調査で分かった。戻った人も含めると最大で2861人が県外に滞在していた。自治体がつかんでいない県外避難者も相当数いるとみられ、実態把握や被災地の情報提供などの支援が課題になっている。
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被災地に戻る動きも出ているが、水道が完全には復旧せず、仮設住宅の必要戸数が整備されていない事情が帰還をためらわせている面もある。
大規模災害で、地元を離れる広域避難は...










