梅雨前線が日本海から南下し、大気が不安定となるため島根県全域で7日未明から朝にかけ、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みとなった。その後も10日にかけ、大雨が予想され、河川の氾濫や土砂災害の危険が高まるとして県は6日、市町村に対し、空振りを恐れずに避難指示などを発令するよう通知した。

 松江地方気象台によると、県内では、7日未明から朝にかけ、多いところで1時間に最大50ミリの激しい雨が降る見込み。朝以降も前線が停滞し、6日正午から7日正午までの降水量は200ミリ、7日正午から8日正午までの降水量は100~150ミリとなる予想だという。

 県が6日、県庁で担当者会議を開き、関係機関に気象情報など注意喚起を徹底することなどを確認した。

 鳥取県内は1時間に30ミリの雨が予想されている。 (古瀬弘治)