プロデビューを果たした浜崎未来=2021年7月3日、戸塚CC
プロデビューを果たした浜崎未来=2021年7月3日、戸塚CC

 資生堂レディースゴルフ(戸塚カントリー倶楽部)でプロデビューした浜崎未来(松江市出身)が山陰中央新報社の取材に応じ「デビューできて本当によかった」と率直な思いを語った。悪天候の中、大会運営に当たった関係者への感謝の思いも口にした。一問一答は次の通り。 (聞き手は報道部・奥原祥平)

  -プロテストに合格してから約1週間後の大会でのプロデビューとなった。

 「(主催者推薦で)急に出場が決まり、バタバタしたが、出場できることになり、すごくうれしかった。予選を通過することを目標にして臨んだ」

 ー悪天候のため、2日連続で中止になった。

 「激しい雨が降り続く中、ゴルフ場関係者の方々はコースを回復するために大変な思いをされたはずだ。プロのトーナメントは多くの人の協力があって成り立っていると、あらためて感じた」

 ー1日目は1アンダーの71で回った。成果と課題は。

 「1日しかプレーしていないので、試合をしたという実感はあまりわかなかったが、楽しく回ることはできた。得意なアイアンであまりチャンスをつくることができなかった。アイアンの精度をより高めたい」

 ー大会は鈴木愛が優勝した。

 「鈴木さんは練習量がすごい選手なので見習いたいと思った。プロのトーナメントで勝ち上がるためにはかなりの練習量が必要で、自分のスタイルを貫くことが大切だと感じた」

 ープロとアマでは、試合に臨む気持ちに変化があったか。

 「アマチュアの時からいい成績を残したいという気持ちは強かったので、そこは変わらなかった。これからも感謝の気持ちを忘れず上位を狙えるよう一生懸命練習したい」