七夕の7日、浜田市紺屋町の商店街に七夕飾りがお目見えした。新型コロナウイルスの収束や商店街の活性化を願う短冊が数多くつるされ、通りを彩っている。12日まで飾る。
商店街や町内会の有志が企画。一時は子どもや店の減少で数年間中断していたが、活気を取り戻そうと2年前に再開させた。
七夕飾りは長さ4~5メートルのササ(竹)を使って計16本を制作。住民に募った約150の短冊には「マスクなしの生活に戻れますように」「保育園の先生になれますように」などの願い事が書かれ、ほかの紙飾りとともにくくり付けて商店街の通りに立てかけている。
有志の一人の郭康宋さん(79)は「新型コロナ対応に当たる医療従事者への感謝の気持ちも込めた。七夕飾りが街の活気につながればうれしい」と話した。 (勝部浩文)












