松江、鳥取両地方気象台によると、本州付近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気が不安定な状態が続き、山陰両県で8日未明から明け方にかけても局地的に非常に激しい雨が降る見込みだ。雨は10日ごろまで続くといい、週末にかけて一層の警戒が必要だ。
島根県東部、西部では8日未明から明け方にかけて多いところで1時間に最大50ミリの非常に激しい雨が降るほか、隠岐では最大30ミリの雨が降る見込み。7日午後6時からの24時間降水量は東、西部でそれぞれ200ミリ、隠岐で100ミリに達するという。鳥取県では8日未明から明け方までにかけて多いところで1時間に最大で40ミリの激しい雨が降り、7日午後6時からの24時間降水量は最大で150ミリとなる見込みだという。
両気象台は、雨量が増えていることを踏まえ、河川の増水や土砂災害を一層警戒し、早めの避難を含めた身の安全確保を呼び掛けている。











