三浦祐明署長(右)から委嘱状を受け取る井田竜秀さん(中央)=出雲市今市町、出雲医療看護専門学校
三浦祐明署長(右)から委嘱状を受け取る井田竜秀さん(中央)=出雲市今市町、出雲医療看護専門学校

 【出雲】出雲市今市町、出雲医療看護専門学校の学生33人が19日、インターネット上の違法、有害情報をパトロールする島根県警の「サイバー防犯ボランティア」に委嘱された。インターネット上で見つけた詐欺サイトや薬物関連情報などを通報する。

 専門学校で委嘱式があり、出雲署の三浦祐明署長が「熱意を持って取り組んでもらえれば、少年を非行から守れる」とあいさつした。委嘱状を受け取った臨床工学技士学科2年、井田竜秀(たつひで)さん(34)は「周りの友人とも共有して、違法有害情報に引っかからないように周知したい」と意気込みを話した。

 また、学生でつくるボランティア団体「チームフィッシュ」が同日、出雲署から少年警察ボランティアとしての委嘱を受け、20歳未満の飲酒喫煙防止活動に取り組む。(片山皓平)