活発な梅雨前線の影響で、山陰両県は24日にかけて警報級の大雨になる恐れがある。松江、鳥取両地方気象台は、河川の増水や土砂災害に注意するよう呼びかけている。

 両地方気象台によると、23日午後6時までの24時間降水量は島根が東部と西部で150ミリ、隠岐120ミリ、鳥取は全域で90ミリと見込んでいる。

 JR西日本中国統括本部によると、山口線では23日、新山口-益田間で特急スーパーおきが始発から2往復4便の運行を取りやめる。普通列車は宮野-益田間で始発から運転を見合わせ、天候に応じて再開を検討する。山陰線米子-木次線出雲横田間を往復する観光列車「あめつち」も運休する。

(原暁)