自転車の「スラローム走行」に挑む児童=松江市鹿島町佐陀本郷、鹿島総合体育館
自転車の「スラローム走行」に挑む児童=松江市鹿島町佐陀本郷、鹿島総合体育館

 小学生が自転車走行の知識と技術を競う交通安全子供自転車競技会島根県大会が23日、松江市鹿島町佐陀本郷、鹿島総合体育館であった。安来市の母里小学校が優勝し、8月7日、東京都である全国大会に出場する。

 大会は県警や県交通安全協会などが主催。松江、安来の両市から2校計12人が出場した。交通ルールや道路標識の知識を問う学科テストと乗り方を競う安全走行、熟練度を審査する技能走行の二つの実技テストがあり、総合点で順位を競った。

 2000年の県大会で初優勝し、03年から7連覇した強豪・母里は最多優勝記録を11に伸ばした。6年生の日野岳斗さん(12)は「昨年は準優勝だっただけに、今年こそは優勝しようと臨んだ。頑張った成果が出せてうれしい」と喜んだ。

(新藤正春)


 成績は次の通り。

 【団体】(1)母里(安来)(2)竹矢(松江)
 【個人】(1)松尾衛泰(竹矢)(2)日野岳斗(母里)(3)田辺優次郎(竹矢)(4)山尾咲智(母里)(5)岩田昇馬(同)(6)山尾春希(同)