6月の日銀短観は、大企業を中心に企業の景況感が足踏み状態ながら引き続き高い水準にあることを示した。一方、1~3月期の国内総生産(GDP)は臨時改定でさらに悪化。浮かんでくるのは、歴史的な円安で輸出企業などが潤う一方、消費者は物価高に苦しむ...