人気落語家・桂吉弥さん(53)の独演会が14日に安来市、15日に出雲市で開かれる。はなし家生活30周年を記念する全国ツアーの一環で、吉弥さんは「ゆかりのある場所で公演できることは大いなる喜び」と語る。
テレビやラジオでも活躍する吉弥さんは、学生時代に所属した落語研究会の出身者が出雲市内にいる縁で毎年出雲で落語会を開き、安来市は妻の出身地。
安来公演では観客へのプレゼント抽選会があるほか、出雲公演は演目の一つを当日の観客からリクエストを募って決める。
吉弥さんは、「人と人との縁でやってもろてる大切な会に、良かったら両方来てもらいたい」と来場を呼びかける。
両独演会とも午後2時開演。14日は安来市飯島町の安来市総合文化ホールアルテピアで。前売り券は同館や島根県民会館、米子市文化ホールなどで販売し、2500円(全席自由、当日3千円)。問い合わせは桂吉弥後援会、電話090(1016)7844。
15日は出雲市大社町杵築南の大社文化プレイスうらら館で。前売り券は出雲市民会館や県民会館、ラピタ本店などで販売し3千円(全席自由、当日3500円)。問い合わせは演芸を楽しむ会、電話090(3170)0570。