【ウィンブルドン共同】テニスのウィンブルドン選手権第3日は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルスで3年ぶりに出場した元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ、松江市出身)が日没順延になった世界76位のアルトゥール・ランデルクネク(フランス)との1回戦を再開し、フルセットの末に逆転負けした。

 女子シングルス2回戦で元世界1位の大坂なおみ(フリー)が世界17位のエマ・ナバロ(米国)にストレート負け。同ダブルス1回戦では柴原瑛菜(橋本総業)レイラ・フェルナンデス(カナダ)組、加藤未唯(ザイマックス)張帥(中国)組が2回戦に進んだ。

 男子シングルスで前回優勝のカルロス・アルカラス(スペイン)、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)は順当に3回戦に進んだ。

 

終盤失速 奮闘報われず

 2日間にわたる戦いで課題と収穫を得た。男子シングルスの錦織は...