【益田】益田市と包括連携協定を結んでいる大塚製薬がこのほど、スポーツ振興を目的に益田東中学校(益田市東町)に自動販売機を設置した。県内公立中学校への設置は初めてで、売り上げの2割を市スポーツ協会に寄付し、市民の健康維持を支援する。
体育館に置かれた自販機は、スポーツ飲料や栄養補助食品など15種類を販売。体育館が災害時に避難所となった際には24時間稼働し、商品を無料提供する。
益田東中で式があり、大塚製薬の系列会社・大塚ウエルネスベンディングの五十子実・関西支店長、市スポーツ協会の松永和平会長、山本浩章市長らが出席。自販機には柔道やバスケットボールなど、協会に加盟する23種目の競技イラストが描かれており、3年の豊田流星(らむと)さん(15)は「とてもかわいい」と笑顔を見せた。
今後、市運動公園(益田市乙吉町)などに計10台の自販機を置く予定。
(石倉俊直)












