海洋ごみへの怒りを表現した作品「チバウミサマ」を鑑賞する親子=浜田市野原町、市世界こども美術館
海洋ごみへの怒りを表現した作品「チバウミサマ」を鑑賞する親子=浜田市野原町、市世界こども美術館

 海をテーマにした体験型の美術展「海とあそぶアート展」が13日、浜田市野原町の市世界こども美術館で始まった。親子連れが海岸漂着物などでできた作品を間近に見て触れて、海の困り事について考えた。

 展示場全体を海に見立てた美術展で、5作家・団体が、古着や木材、海洋プラスチックといった趣向を凝らした素材を使い、海の世界や生き物を表現した。初日は特別に出品作家が駆けつけ来場者と交流した。

 造形作家、小山一馬さん(57)は千葉県や浜田市の海岸で拾った空き缶やペットボトルが浮かぶ海から、体長2メートルの架空の生き物「チバウミサマ」が怒って姿を現す作品を展示。こくふ子ども園年長組の西口燿汰君(6)は「しっぽが大きくてすごい」と驚いた表情を浮かべた。

 森に降った雨が海になる過程を布作品で表現した造形作家、関野宏子さん(47)は「自然をおもちゃで学べる体験がいっぱいある。ぜひ訪れてほしい」と呼びかけた。

 アート展は9月23日まで。一般500円、高校生・大学生300円、小学生・中学生200円。

(中村成美)