日本政府は3年ごとに開く「太平洋・島サミット」を、島しょ国との距離を縮める重要な機会と位置付ける。背景には、海洋進出を強める中国が太平洋地域で影響力をさらに増大させれば、日米が目指す「自由で開かれたインド太平洋」の実現が難しくなるとの危機感がある。ただ...