二度と味わいたくない悔しさを晴らすために、三上紗也可(23)はパリの飛び板に立つ。まさかの準決勝敗退に終わった東京大会の無念は、金メダルでしか振り払うことができない。そう信じ、歯を食いしばってきた3年間。努力が実を結ぶか...