資産運用について講演する大和成吉支社長=松江市殿町、サンラポーむらくも
資産運用について講演する大和成吉支社長=松江市殿町、サンラポーむらくも

 【松江】女性向け資産運用セミナー「得する女性のマネーカフェ」が11日、松江市殿町のサンラポーむらくもであり、アクサ生命保険の大和成吉山陰支社長(48)が投資のこつを56人に伝授した。

 大和支社長は、1人の若者が1人の高齢者を支える「肩車型社会」を前に、お金を蓄える必要性を指摘。65~90歳で豊かな生活を送るために必要な資金を約4200万円と想定し、お金を増やす方法として投資を紹介した。

 その上でリスク軽減のため、保有期間を長期で考える長期投資▽投資先などを複数に分ける資産分散▽複数回に分けて投資する時間分散―の三つの方法を伝えた。大和支社長は「大切な人や自分が喜ぶ姿を想像し、必要なお金を考える機会にしてほしい」と呼び掛けた。

 松江市古志原5丁目、会社員二沢直子さん(41)は「投資はギャンブルだと思い込んでいた。長期投資などを参考に実際にやってみようと思った」と話した。

 アクサ生命保険が主催し山陰中央新報社が企画、運営。講演後に個別相談会もあった。  (片山皓平)