神社前で記念写真を撮るライダー=江津市桜江町川戸、今井産業本社駐車場
神社前で記念写真を撮るライダー=江津市桜江町川戸、今井産業本社駐車場

 江津市桜江町川戸の今井二輪(にのわ)神社前で28日、バイク愛好者の集い「ご縁の国バイクミーティング」があり、島根県内外からライダー500人が駆け付けた。

 神社は5月、今井産業本社駐車場にオートバイや自転車の愛好者が訪れる聖地として誕生した。集いは県内のライダーを中心につくる団体「ご縁の国ツーリングクラブ」が企画し、今井産業が協力した。

 神社前には午前11時過ぎから、エンジン音をとどろかせて個人や団体のライダーが次々と集まった。順番に神社前に愛車を並べ、記念写真を撮ったり、道中のスポットについて話したりして交流を深めた。

 ツーリング仲間と訪れた大田市川合町の会社員、田中雅彦さん(38)は「江の川沿いは景色もよく走っていて気持ちの良いコース。今井二輪神社のようなスポットができると周辺を巡るきっかけにもなり、うれしい」と笑顔で話した。

 島根県東部の尾原ダムや斐伊川放水路の近くでも11月、イベントを計画する。ご縁の国ツーリングクラブの松浦香代子代表(54)は「県内各地でライダーが交流できるイベントを継続して開催したい」と意欲を見せた。(村上栄太郎)