○あっという間に消えてなくなり

尺玉のまぶたに残る大花火   (出雲)原  愼二

メガ盛りを皆でシェアするかき氷(松江)勝部 政子

庭先に打ち水をする炎天下   (出雲)原  陽子

病室のカーテン越しに流れ星  (浜田)勝田  艶

快音を残して球は場外へ    (江津)花田 美昭

札束を手にしたところで目が覚めて

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