自民党島根県連が次期衆院選島根1区で、高階恵美子衆院議員(60)=比例中国=の擁立を軸に調整していることが分かった。「政治とカネ」問題で与野党対決に敗れた4月の「補選ショック」が尾を引き、人選は難航。高階氏も一枚岩での支援を求めた。党総裁選後の解散総選挙も予想される中、擁立が決まっても浸透を図る時間は少ない上、逆風が収まるかどうかも見通せず、議席奪還に向けて課題は山積する。 

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