28日の「土用の丑(うし)の日」を控え、東京税関成田税関支署が20日、成田空港で輸入ウナギの通関手続きを公開した。輸入業者によると、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う家庭向けの「巣ごもり需要」もあり、7月上旬からなだらかに輸入が増加しているという。
空港貨物地区には20日昼、輸入業者「丸勝」(千葉県成田市)が台湾から仕入れたウナギ約2トンが到着。輸送用の容器からおけに移されたウナギは身をくねらせ、税関職員は手に取りながら申告内容に沿っているかどうかを確認した。
丸勝によると、養殖用の稚魚は豊漁で、仕入れ価格は昨年より1~2割安いという。












