JR西日本米子支社が20日、盆期間中(8月6~17日)の特急列車の指定席予約状況を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、やくもなど5列車の予約率は13・9%にとどまり、前年比24・9%減となった。ピークは入り込みが7日、送り出しが15日。
19日現在の列車別予約率(入り込み・送り出し合計)は、やくも13%▽サンライズ出雲62・8%▽スーパーはくと9・3%▽スーパーいなば6・3%▽スーパーおき16・3%。
今春から運転本数が1日上下16本と半減したやくもは、期間中の指定席定員2万8512人に対して予約数3696人と低迷。東京の緊急事態宣言や大阪のまん延防止等重点措置の影響が色濃く出た。
JR西山陰営業部の担当者は「出発直前の予約が増える傾向にあり、ネットの空席情報を参考にしてほしい」と呼び掛ける。
(山根行雄)











