山陰中央新報社文化センターの特別講座「食べて健康に生きる ケンスケ先生の歯科講座」が11月7日、松江市殿町の松江教室で始まる。市内の歯科医師、大町健介さんが講師を務め、歯磨き指導や調理実習を組み合わせながら「よくかんで食べる」ための知識や技術を世代別に教える。
生涯を通じて健康に過ごすためのキーワードは「よくかんで食べること」と大町さんは強調する。その実践に向け、高齢者・介護編、妊婦・乳幼児編、児童・生徒編、成人編の4編(各編3講義)に分けて講座を展開する。
第1弾の高齢者・介護編「介護の現場で必要な口腔(こうくう)ケアと嚥下(えんげ)リハビリ」は、高齢者を介護する家族などに役立つ内容。日程は(1)7日=参加者の口腔ケアの実際と疑問について話し合い(2)21日=口腔模型を使って歯磨きと嚥下リハビリの練習(3)12月5日=栄養士による口腔内と嚥下状態に合わせた食事の調理実習-で時間はいずれも午前10時~11時半。
大町さんの本紙連載をまとめた本「食べて健康に生きる ケンスケ先生診療日記」をテキストに使う。受講料は6600円(3講義分、テキスト代含む)。
来年1~2月に妊婦・乳幼児編、3~4月に児童・生徒編、5~6月に成人編を開く。いずれも夜間。
問い合わせ、申し込みは松江教室、電話0852(32)3456、フリーダイヤル(0120)079123。