【松江】科学実験教室に通う小、中学生がこのほど、松江市学園2丁目、みしまや学園店店内で地元の食材の魅力を伝えるマルシェを開いた。子どもたちが選んだ地元のスイーツや果物などを並べ、クイズを通して地産地消の大切さを伝えた。
子ども向けの科学実験教室を運営するSUN in SCIENCE(松江市西川津町、井上太陽社長)とみしまやなどが共催した。小学校1年生から中学校3年生が地元の生産者や消費者に会って学び、地元の産品を買って応援する大切さを学んできた。
マルシェでは地元農家が作った米や、プリン、トマトジュース、リンゴなど8種類の商品を用意した。試食を提供して、購買意欲を高めた。子どもたちが考えた地産地消の良さを伝えるワークショップで、作った人が分かる安心感や運ぶ距離が短いので環境に優しい点などをクイズ形式で紹介した。
クイズを考えた内中原小学校3年の徳田八雲さん(9)は「小学生や保育園の子でも分かるようにつくった。地元の商品がいっぱい売れるようになったらいい」と話した。(井上雅子)