中国・四国地方の伝統芸能が集う「中四国伝統芸能フェスティバルinしまね」が11月4日午前10時から午後4時半、松江市殿町の島根県民会館である。中四国各県を巡回して開き、今回は「新たな担い手とともに未来へつなぐ伝統芸能」をテーマに若者、女性、障害のある人たちが活動する10団体が集まる。入場無料で、整理券が必要。
島根県内からは2団体が出演する。小学生が参加する隠岐国分寺蓮華会舞(れんげえまい)保存会(隠岐の島町)は、「眠り仏之舞」「獅子之舞」「龍王之舞」を披露。障害のある人が舞う桑の木神楽会(浜田市)は「大蛇」を演じる。
鳥取県若桜町、香川県三豊市、山口県萩市、高知県安芸市、徳島市、松山市、岡山県倉敷市、広島県北広島町の団体が獅子舞や神楽、人形浄瑠璃、和太鼓などを披露する。
ロビーでは、神楽衣装の試着体験や神楽面の絵付け体験ができる。
全席自由。車椅子スペースがあり、補助犬同伴も可能。手話通訳あり、音声ガイドも利用できる。
入場整理券は、県内各所で配布しているほか、オンラインでも入手できる。問い合わせは県民会館チケットコーナー、電話0852(22)5556。