バスケットボール男子りそなBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは23日、ホームの松江市総合体育館で琉球ゴールデンキングスと対戦し、98―61で圧勝し、6勝1敗で西地区の単独首位をキープした。西地区の首位と2位の直接対決で、注目を集めた一戦。スサマジは攻守で琉球を上回り、ブースターからは「島根強い!」「優勝しちゃうぞ」との声が聞かれた。琉球戦の勝因と越谷戦を解説し、今週末の秋田戦の見どころを紹介する。(編集局・舟越幹洋)

 琉球は同じ西地区でチャンピオンシップ(CS)出場を争うライバル。これまでホームの松江市総合体育館や相手ホームの沖縄アリーナで、何度も厳しい試合を繰り広げてきた。いずれも1点を争うぎりぎりの攻防で、今シーズンは初対決。ゲーム前は正直、「勝負は4クオーターの終盤だろう。スサマジがチャンスをつかむといいのだが」と思っていた。

出だしから激しい攻防に

 琉球は昨シーズンのメンバ...