前回の東京五輪聖火リレーのトーチ(左)と今回のトーチを持って記念撮影する来館者=松江市殿町、松江歴史館
前回の東京五輪聖火リレーのトーチ(左)と今回のトーチを持って記念撮影する来館者=松江市殿町、松江歴史館

 【松江】東京五輪の開会式があった23日、松江市殿町の松江歴史館で1964年の前回と今回の聖火リレーで使われたトーチ2本を持てる体験会があった。

 トーチは前回の物が長さ70センチ。今回が71センチで、重さは1・2キロ。今回のトーチは、5月に島根県奥出雲町内の聖火リレーで使われたものを準備した。

 松江市立出雲郷小学校5年の西富奏和(そな)君(11)は「昔の方が軽い、形も全然違う」と持ち比べ、妹で同小3年の彩和(さな)さん(9)は「お母さんがオリンピックを録画しているので、一緒に見たい」と話した。

 閉会式のある8月8日も体験会を開く。当日参加可能。歴史館ではこのほか、奥出雲町内を走った聖火リレー走者のユニホームやパラリンピックのトーチを8月29日まで展示する。

 開館は午前9時~午後5時。月曜休館で8月9日は開館し10日に休館する。問い合わせは松江歴史館、電話0852(32)1607。 (片山皓平)