ロボ木ーを前に、山下晃功・島根大名誉教授(中央)の説明を聞く児童たち=益田市あけぼの西町、あっとほ~むチャイルド
ロボ木ーを前に、山下晃功・島根大名誉教授(中央)の説明を聞く児童たち=益田市あけぼの西町、あっとほ~むチャイルド

 【益田】益田市あけぼの西町、公設児童クラブ「あっとほ~むチャイルド」にこのほど、木育のキャラクター「ロボ木ー」が贈られた。ヒノキで作られたロボットを模したおもちゃで、子どもたちが興味深そうに説明に聞き入った。

 田部謝恩財団(松江市殿町、又賀航一理事長)が木育教材の絵本やDVDなどとともに、同児童クラブと、木育を手がける益田市のNPO法人おむすびに贈った。

 安来市伯太町井尻の木工家具工房Ton-ton(トントン)が制作し、同クラブの吉田小学校児童15人が受け取った。

 贈呈式ではロボ木ー考案者で同財団評議員の山下晃功・島根大名誉教授(79)が、二酸化炭素を吸って酸素をつくる木の役割に触れ「木を大切にすると地球温暖化を防げる」と説明。児童たちは熱心に聞いていた。

 吉田小2年の青山未織(みおり)さん(7)は「ロボ木ーを贈ってもらい、うれしかった。木について学びたい」と話した。(中山竜一)