東京電力は福島第1原発2号機で、溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的な取り出しを完了したと発表した。デブリの採取は2011年3月の原発事故後初めてで、廃炉に向け一歩前進したといえる。だが今回はごくわずかで、全量を取り出せる見通しは立っていない。廃炉までの課題...
論説 デブリ取り出し 廃炉の目標を守れるか
残り1167文字(全文:1296文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる