浜田市旭町今市の市役所旭支所周辺でこのほど、恒例の産業祭「旭ふる里まつり」があった。町内で取れた農林産物や加工品の販売ブースなどがずらりと並び、来場者が買い物やステージイベントを楽しんだ。
石央商工会や旭町連合自治会などでつくる実行委員会が産業振興や交流の場づくりを目的に開催し、39回目。約35の企業・団体が参加した。
市民体育館でのステージショーは、市立旭中学校吹奏楽部の演奏で開幕。あさひ子ども園の年長組13人は市の生産品消費拡大を促す「BUY(バイ)浜田運動」のテーマ曲に合わせてダンスを披露し、会場を盛り上げた。
JAしまねいわみ中央地区本部(浜田市黒川町)は、新米のきぬむすめ約170キロを用意。無料ですくい取るコーナーを設け、担当者にじゃんけんで勝てばお椀(わん)でさらに1回すくえるルールで人気を集めた。挑戦した旭中1年の岡本惇志さん(13)は「少し重かったけどいっぱい取れてうれしい」と笑顔だった。(中村成美)