智丸弥っこ落語会のチラシ
智丸弥っこ落語会のチラシ

 雲南市大東町出身の上方落語家、桂弥っこさん(35)=兵庫県尼崎市在住=の落語会が12月1日午後1時半から、松江市和多見町の善導寺で開かれる。見習い時代から親交がある笑福亭智丸さんと共に生の落語の魅力を届ける。

 弥っこさんは松江南高校を卒業後、群馬県内の大学在学中に落語に興味を持った。卒業後に勤めていた会社を退職し、上方落語家・桂吉弥さんの寄席に何度も通って弟子入りを志願した。見習いを経て2014年2月に入門。今年、噺家(はなしか)生活10周年を迎えた。

 智丸さんと2人で全国各地を回り、「智丸弥っこ落語会」と題して落語を届けており、松江でも毎年開催する。

 今回は昨年に続き、声が響きやすく落語の世界観をより体感できるお寺を会場に選んだ。2席ずつ披露する予定。弥っこさんは「上方落語らしく、にぎやかな落語を届けたい」と話した。

 落語会は前売り2千円、当日2500円。問い合わせは智丸弥っこ落語会事務局、電話080(5618)3796。メールkatsurayakko21@gmail.com