縮まらない距離

 10月の衆院選の投票率は小選挙区、比例代表ともに53%台と戦後3番目の低さだった。「1強」体制のおごり、腐敗という争点があったにもかかわらず、なぜ関心が高まらなかったのだろう。

 2021年の衆院選については、公益財団法人明るい選挙推進協会が実施した意識調査で、選...