【西ノ島】島根県西ノ島町の浦郷地区で24日夜、2年に一度開かれる納涼花火大会があった。海上に1600発が打ち上がり、家族連れや観光客が漁師町に熱気を呼び込む大輪の競演を楽しんだ。
午後8時、浦郷漁港の消波堤から大音響とともに花火が舞い上がった。直径280メートルの尺玉、花火玉が連続して破裂するスターマインが登場。海面を照らすまばゆい演出が30分にわたって披露され、見物客を魅了した。
海上守護神の信仰を集める由良比女神社で隔年催される大祭に合わせたイベント。新型コロナウイルスの感染防止のため、名物のみこし行事は中止になったが、自治会や商店会、氏子会などが地域を元気づけようと開催を決めた。
(森山郷雄)












