益田市有明町、島根県芸術文化センター・グラントワで22日、書道愛好家が一年の成果を披露する益田書道展が始まった。大胆さや繊細な筆遣いの力作が来場者の目を引きつけている。24日まで。
益田書道会(大畑蒼極会長、127人)が年に1度開く。会派を超え、会員や一般公募の作品107点を展示する。
前衛書や現代文、かな文字、一字書、漢詩の臨書、篆刻(てんこく)といった幅広い作品が並ぶ。大畑会長(78)は「バラエティーに富んでいる。高齢化は課題だが、愛好者に出品を呼びかけて盛り上げていきたい」と話した。
市長賞など5賞のほか、特選や新人賞など7賞も選んだ。最終日の24日午後2時から表彰式がある。
午前9時~午後6時。最終日は午後4時まで。(藤本ちあき)