犯罪や事故、いじめなどにより命を奪われた犠牲者が主役のアート展「生命(いのち)のメッセージ展in出雲」が12月7日午前9時半から午後4時、出雲市駅南町1丁目のビッグハート出雲で開かれる。入場無料。
2001年から全国で開催している企画で、犠牲となった一人一人の等身大の人型パネルを展示。胸元には本人の写真や家族の言葉を付け、足元には生前履いていた靴を並べ、命の大切さを伝える。
展示に合わせて午前9時45分から、一人息子(当時19歳)を飲酒運転事故で亡くした鈴木共子さんによる講演会「ひとり息子を飲酒運転で奪われて、今」がある。
また、鈴木さんの経験と活動がモデルとなった映画「0(ゼロ)からの風」の上映が、午前11時、午後1時半の2回ある。
鈴木さんが代表理事を務めるNPO法人いのちのミュージアムと、あいおいニッセイ同和損害保険が主催。問い合わせは、同社島根支店、電話050(3461)8236。