岩垣善保署長に飲酒運転根絶署名簿を提出する植田淳組合長(右)=島根県川本町川本、川本署
岩垣善保署長に飲酒運転根絶署名簿を提出する植田淳組合長(右)=島根県川本町川本、川本署

 忘年会など酒を飲む機会が増える師走を前に、邑智郡森林組合(本所・島根県川本町因原)が25日、全役職員86人分の飲酒運転根絶署名簿を川本署に提出し、交通ルールの順守を誓った。

 川本町川本の同署であった提出式で、植田淳組合長(65)が「飲酒運転は交通死亡事故に直結する極めて悪質、危険な反社会的行為。役職員一丸となって根絶に取り組む」と宣言し、岩垣善保署長に署名簿を手渡した。

 邑智郡内の2024年の飲酒運転検挙件数は10月末現在、1件で前年同期と同じだった。

 同組合は夜光反射材着用推進リーダー「キラリ推進隊」に委嘱され、岩垣署長が委嘱状を植田組合長に手渡した。岩垣署長は「反射材着用の機運を盛り上げてほしい」と期待した。(佐伯学)