【吉賀】第20回吉賀町駅伝大会がこのほど、島根県吉賀町内の6区間16・7キロのコースであり、8チームの走者が初冬の吉賀路を駆け抜けた。3年連続3回目の出場のチーム本広が1時間1分47秒のタイムで節目の大会を制した。
町体育協会、町教育委員会、町スポーツ推進委員会が主催し、小学生以上の男女48人が出場した。前身の大会は合併前の旧六日市町時代から開かれ、2005年の旧柿木村との合併に伴い同年から回数をリセットして開かれている。
旧蔵木中学校グラウンドを出発し、吉賀中学校前がゴール。沿道には多くの町民が出て、選手を拍手や声援で励ました。
チーム本広の本広真輔監督(44)=吉賀町六日市=は「2年前が3位、昨年は2位で、今年は期するものがあった。選手個々がしっかり体調管理し、練習して臨んだ結果」と初優勝の喜びを語った。
チーム本広のアンカー岩原郡さん(15)=吉賀中3年=は11分21秒のタイムで区間賞を獲得。「トップでゴールテープを切れてうれしい」と笑顔で話した。(中山竜一)