松江市西嫁島2丁目、島根県立松江高等看護学院が創立50周年を迎え14日、同市内で記念式典があり、関係者約80人が節目を祝った。
同学院は1974年、准看護師の資格を持つ人が看護師になるための学校として開校した。昼間定時制で、多くの学生が働きながら学び、これまでに1048人が卒業した。現在は3学年32人が学ぶ。
式典で長野真久学院長が「幅広い年代、多様なキャリアを持つ学生が増えている」と紹介した。丸山達也知事は「人材確保のため、看護師になるためのルートがたくさんあることが大切」と学院の意義を話し、50周年を祝った。
長年、指導にあたる講師6人の表彰、管理職として活躍する卒業生のビデオメッセージの紹介もあった。(森みずき)