阪神大震災の被災地で記憶の風化が一層懸念されている。発生から30年前後で経験の継承が難しくなるとされる「30年の壁」をどう乗り越えるか試行錯誤が続く。他の被災地では50年を超えても行事を継続し、自然に経験が受け継がれている事例も。識者は、災害を知らない世代も当事者意識...