1959年の伊勢湾台風の被害を受け災害対策基本法ができ水害への対応が始まった。阪神大震災は地震対策を本格化させるきっかけだった。結果として地震を巡る科学が発展し、建物の耐震化が進んだと指摘できる。

 当時、東海地震に対しては予知の可能性を盛り込んだ対策だった。これに対...