松江体育協会の創立100周年を記念した新年総会がこのほど、松江市内であり、加盟団体など270人の市民がスポーツ振興に向けて決意を新たにした。
式典では松浦正敬元会長など長年、同会の活動を支えた12人が100周年記念特別表彰を受けた。講師として日本スポーツ少年団本部長の益子直美さんが招かれ、現役時代の経験や「監督が怒ってはいけない大会」について話した。
同会は山陰オリンピック(現・全山陰陸上競技大会)の運営に当たる組織の近代化のため1924年5月、設立された。事務所は市内を転々とし、2022年にかつて山陰オリンピックが開かれていた会場の隣接地・市総合体育館(松江市学園南1丁目)に戻った。スローガンに「普(あまね)く」「絶えず」「正しく」を掲げ、現在は市内36団体の大会運営や競技力向上の支援をしている。
今後は歴史を振り返る100周年記念誌を作る予定という。(黒崎真依)