青森のリンゴをPRするミスりんごあおもりの下田来渚さん=松江市殿町、島根県庁
青森のリンゴをPRするミスりんごあおもりの下田来渚さん=松江市殿町、島根県庁

 「ミスりんごあおもり」の下田来渚さん(21)=青森県八戸市出身=がこのほど島根県庁を訪れ、出荷の最盛期を迎えた大産地の青森リンゴをPRした。

 下田さんはリンゴの品種「サンふじ」を野村良太農林水産部長に手渡し、「スターカット」と呼ばれる輪切りの方法を紹介。皮の部分が少なく、くし切りより食べやすいという。

 味わった野村部長は「みずみずしくおいしい」と述べ、下田さんは「味が濃くてジューシーなリンゴを島根の人に味わってほしい」と話した。

 青森県はリンゴの生産量が日本一で、全体の約60%を占める。2025年は青森県に最初のリンゴの木が植えられてから150年になる。ミスりんごあおもりは1950年から代々、PRを続け、現在は台湾や香港などでも活動する。(林李奈)