【ワシントン共同】トランプ米大統領は4日、米国がパレスチナ自治区ガザを長期的に「所有する」と主張し、再建に取り組むと表明した。住民をガザ域外の安全な場所に恒久的に移住させるべきだと提案し、再建に向けた米軍派遣も否定しなかった。ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談後、共同記者会見で語った。ただ、ガザ「所有」や200万人を超える住民の移住に向けた工程は示しておらず、実効性は不明だ。
イスラム組織ハマスは「パレスチナ人の権利を否定する無責任な発言だ」と非難。サウジアラビアや中国など各国も...