障害者の感性を生かして「バディ(相棒)」のクリエーターが作品を仕上げる「バディアートプロジェクト」の展示会が11日、鳥取市千代水4丁目の鳥取銀行鳥取西支店で始まった。同行のイメージ「青い鳥」をテーマにした作品などをパネル13点で紹介する。21日まで。
プロジェクトは山陰パナソニック(出雲市渡橋町)が山陰両県の障害者福祉施設やクリエーターと一緒に取り組む。鳥取銀行(鳥取市永楽温泉町)は賛同して作品を制作してもらい、行員の名刺に取り入れた。
今回の作品は、障害者福祉施設のワーキングプレイス・サンライズ(米子市富益町)の利用者10人がアイデアを出した。青い鳥を大きく描き、カラフルで楽しい作品に仕上がった。また、境港市など自治体や企業がプロジェクトで制作した作品も併せて紹介している。
展示会はプロジェクトを広く知ってもらおうと、同行が企画した。
午前9時~午後3時。入場無料。(桝井映志)