大山流域の魅力を再発見し、観光や地域振興のアイデアを考えるワークショップがこのほど、鳥取県江府町内であり、大山の雄大な自然を堪能するツアーや食べ物作り体験といった案が上がった。
県内外の16人が参加した。5グループに分かれ、自然や歴史・文化の魅力や価値を紹介。地域と来訪者を結びつける活動「インタープリテーション」として、大山の来訪者にどのような体験をしてもらいたいかを議論した。
自然や食、信仰といった観点から地域の祭りへの参加のほか、「大山の水を使ったお酒造りや地元名物を味わってほしい」「大山の絶景や四季折々の自然を見てほしい」との意見が出た。
岡山県真庭市から参加した千布(ちぶ)拓生さん(38)は「大山の魅力を共有できて良かった。自分の地域でも生かしたい」と話した。
ワークショップは江府町が主催し、案を基に全体計画を策定する予定。(藤本みのり)













